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制作ガイド|マップ制作者から見た、ピクリエとpictSQUAREの違い

5 分前
読了時間: 6分

こんにちは。Bumpin'Drop代表の有井です。


このブログでは、実際の制作事例をもとに、


制作時に工夫したポイント

デザインの考え方

ご依頼前に知っておくと役立つ情報


などをご紹介しています。


今回は、「マップ制作者から見た、ピクリエとpictSQUAREの違い」について解説します。

ピクリエとpictSQUAREでは、特に「マップ」「店舗」「アバター」の仕様に大きな違いがあります。

これらはイベント主催者や参加者にとって重要な要素であり、デザインできる範囲や表現方法にも影響します。


どちらのプラットフォームを利用しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。


2つのプラットフォームにおける大きな違いの一つが、マップの構造と移動方法です。

どちらも複数のマップを用意できますが、マップ間の移動方法や出入り口の仕様が異なります。



【pictSQUAREの場合】

Aマップ、Bマップ、Cマップの3種類を用意した場合、それぞれのマップに個別の出入り口があります。

参加者は入場時にアクセスするマップを選択でき、選択したマップの入り口から入場します。


また、各マップの下部中央と上部中央には出入り口が設けられており、マップへの入退出がしやすい構造になっています。



用意されているマップサイズは、1sp/5sp/10sp/24sp/50sp/100sp の6種類です。


サイズの選択肢が豊富なため、イベントの規模や用途に合わせて細かく選べるのが特徴です。

ただし、サイズによってマップの縦横比も異なります。


実現したいレイアウトやデザインがある場合は、希望する構成に適したサイズかどうか、事前に確認しておくとよいでしょう。



【ピクリエの場合】

ピクリエでは、複数のマップを使用する場合、マップ同士がつながったダンジョン的な構造になります。

例えば、Aマップ、Bマップ、Cマップの3種類を用意した場合、


Aマップ → Bマップ → Cマップ


という順番で移動する構成です。

Aマップから直接Cマップへ移動したり、Cマップからそのまま退場したりすることはできません。

Cマップまで進んだ場合は、Bマップを経由してAマップへ戻る必要があります。


また、マップ間を移動できる壁の位置も決まっているため、制作時には参加者の移動導線を意識することが重要です。



「どこが出入り口なのか」「どの壁から次のマップへ移動できるのか」が分かりやすいデザインにすると、参加者も迷わず移動しやすくなります。


用意されているマップサイズは、 30sp/60sp/90spの 3種類です。


こちらもサイズによって縦横比が大きく異なるため、希望するデザインに適しているかを確認しておくことをおすすめします。



店舗デザインでは、主に「デザイン可能な範囲」と「システム上、固定表示される要素」に違いがあります。

希望するデザインによっては、プラットフォームの仕様上、実現が難しい場合もあります。


そのため、制作前にそれぞれの特徴を理解しておくと、デザインを考えやすくなります。



【pictSQUAREの場合】

縦横それぞれ7マス、合計 224×224px の店舗デザインを作成できます。

ピクリエよりも制作可能な範囲が広いため、家具や装飾など、多くの要素を盛り込みたい場合に向いています。


ただし、システム上、以下の要素が店舗デザインの上に表示されます。


- 中央:頒布用リンク(本または水晶)

- 左右両端:サークルNo./サークル名/サークルカット

- 左上:書き込みボード(サークル主が設定した場合)



これらは店舗画像の上に重なる形で表示されるため、重要な装飾や文字が隠れないよう、配置を工夫する必要があります。

とはいえ、描画範囲そのものが広いため、比較的多くの要素を取り入れやすいのが魅力です。



【ピクリエの場合】

縦横それぞれ2マス、合計 128×128px の店舗デザインを作成できます。

pictSQUAREと比較すると制作可能な範囲は狭いものの、システム上の固定表示によってデザインが遮られる部分は比較的少なめです。


ただし、ピクリエには 店番アバターの着席表示 という特徴があります。


店舗デザインは上半分と下半分で表示上の役割が異なり、店番アバターは上部中央に配置されます。

そのため、アバターの着席位置を考慮せずにデザインすると、一部の装飾が不自然に隠れてしまうことがあります。



例えば、店舗の中央をまたぐ大きな家具や装飾を配置した場合、アバターとの重なり方によっては違和感が生じる可能性があります。


こうした仕様から、上半分を背景、下半分をカウンターやテーブルなどの手前側の要素として構成すると、着席時にも自然に見せやすくなります。

もちろん、必ず上下で分けなければならないわけではありません。


ただし、pictSQUAREよりも描画範囲が小さいことに加え、アバターとの重なりも考慮する必要があるため、デザインの構成には工夫が求められます。


イベント用のアバターを配布したり、オリジナルで制作したりする方も多いかと思います。

アバターについても、プラットフォームによって制作可能なサイズやアニメーションの仕様が異なります。

実現したいデザインが対応可能かどうか、事前に確認しておくと安心です。


【pictSQUAREの場合】


- 正面:3コマ

- 右向き:3コマ

- 左向き:3コマ

- 後ろ向き:3コマ


合計 12コマ で歩行アニメーションを構成します。


左右それぞれの向きを個別に描写できるため、アシンメトリー(左右非対称)なキャラクターデザインにも対応しやすいのが特徴です。

例えば、左右で髪型や目の色が異なるキャラクターでも、それぞれの向きに合わせて正しく描き分けられます。



ただし、アバター1コマのサイズは 32×32px と小さめです。

複雑な衣装や細かな装飾、上下左右に大きく広がるデザインなどは、表現が難しい場合があります。



【ピクリエの場合】


- 左(あるいは右)斜め前:3コマ

- 左(あるいは右)斜め後ろ:3コマ


合計 6コマ で歩行アニメーションを構成します。


大きな特徴は、左右の移動時に画像が反転して表示されることです。

そのため、アシンメトリーなキャラクターの場合、向きによってデザインが左右反転してしまいます。

例えば、オッドアイのキャラクターであれば、左右を向いた際に目の色の位置が入れ替わってしまうことがあります。



一方、アバター1コマのサイズは 64×64px と、pictSQUAREの2倍です。

縦横それぞれのピクセル数が大きいため、衣装の装飾や髪型など、細かなデザインを表現しやすいのがメリットです。


■ まとめ


ピクリエとpictSQUAREは、どちらもWebオンリーイベントを開催できるプラットフォームですが、マップの構造や店舗、アバターの仕様にはさまざまな違いがあります。


そのため、どちらが優れているというよりも、実現したいイベントの内容やデザインによって、適したプラットフォームが変わります。


イベント会場の雰囲気やレイアウトにこだわりたい方は、機能面だけでなく、デザイン面での違いにも注目してみてはいかがでしょうか?


Bumpin'Dropでは、ピクリエ・pictSQUAREの両方に対応したマップや素材を制作しています。

「こんなデザインは実現できる?」「このレイアウトだとシステム上の問題はある?」といったご相談も歓迎しております。


ぜひお気軽にお問い合わせください!


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